この方は偉大なイマームで、ハキーカ(真理)の空に輝く太陽、神聖なる本質の神秘の継承者、属性の光の助け手、高貴な霊的願望や好ましい性格の保持者、また、ムハンマドの知識、アハマディの封印とムハンマドの姿の保持者、シディ・ムハンマド・ファウジー・アル=カルカリ(彼にアッラーの御加護がありますように)である。彼の血統は、預言者モハンマド(アッラーの平安と祝福が彼にありますように)まで遡る。彼は高貴なイドリシッド人の家系であり、その先祖は「知識の都の門」であるアリー・イブン・アビー・ターリブ(アッラーの御加護がありますように)まで遡る。
タリーカ・カルカリヤ(霊性教育の道)は、しもべをイフサーンの境地に至らせ、礼拝と観照(「あたかもアッラーをまみえるかのように、アッラーを崇拝すること」[サヒーフ・アル・ブハーリー])において自らを完成することを目的として、道(スルーク)と神聖な知識(マアリファ)において、生涯を宇宙の主であるアッラーのために(リッラー)捧げることである。そのため、クルアーンとスンナに常に従うことは、しもべの不可欠な条件である。シャリア(イスラム教の法律)のあらゆる掟の背後には、霊的な神秘と、しもべが主の御許に帰り、主以外のすべてを忘れることを可能にする光があると固く信じているからである。
私たちのシェイフ(師)は、FacebookページやタリーカのYouTubeチャンネルでのライブ放送を通じて、世界中に散らばっている弟子たちにほぼ毎日授業を行っている。